14-150mm。
ライカ版換算で28-300mmという、いわゆる高倍率ズームレンズだ。
つまり「コレ一本でほとんど全部オッケー」レンズ。
別名「だったら一眼レフなんていらないじゃん」レンズ。
愛するマッケンジーが、「フン。」とハナにもかけないレンズ。
されどその高倍率レンズの名には、ELMARというライカな名前が刻まれているからちょっと気になる訳じゃないか?
まあ、ライカとかカール・ツァイスとかメルセデスとかBMWみたいな「印籠」ブランドに弱い人には「ライカブランドのレンズだからZUIKOブランドより写りはいいはず」だとか「ELMARの名前を冠しているからには、それ相当のレベルに達しているはず」とか「(タムロンやシグマと言ったレンズメーカーと違って)値段が高いから描写はいいはず」とか、実に多くの「ハズ」がくっつくレンズなんじゃないかと気の毒になるのが、このLEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.(←どうでもいいけどどっちも名前、長っ!)というレンズだと思う。
かくいうボクも「Panasonicの4/3レンズにハズレはないハズ」というハズを付けて予約したクチなんだから人のことをとやかく言う筋合いにはないんだけど。
このレンズ、多くの4/3標準ズームと同じく、14mmスタートの高倍率ズームであることがポイントになっていると思う。
ポイントというか期待を向けられる要素なんだね。
そう、コイツのレゾン・デートルは「この一本で『だいたい』カバーしてやる」モードの時に期待に応えてくれ!的なものだろう。
ボクの場合、「荷物を出来るだけ減らしたい海外旅行の時に中心になるレンズ」として白羽の矢を立ててみた。
だから日常使うレンズ、よくいうボディキャップ代わりだなどとは全く考えていない。
つまり「大きな破綻がなければ許す」的なレンズなんだけど、それにしてはやや高い。
カンチガイしている人もいるようだけど、レンズメーカーのレンズは「安物」なのではなくて「たくさん売れる(というか作る予定)」だから安く売れるのであって、安い=安物なのではない。レンズ構成なんかをよく見れば分かるけど「よくこの内容でこの値段がつけられるなあ・・・」と思うのが普通の感性じゃないかと。
翻ってライカブランド、しかもデジタル専用のあまつさえ4/3用のレンズがシグマとかタムロンとかトキナー並に売れるわけがないよね。メーカーは慈善事業でレンズ作って売ってるわけではないので利益は出さないといけない。つまり割高になるという寸法なんだけど、そういう背景を考えると頑張っているのかな?とか思ったり思わなかったりするけど、もう少し安くしてたくさん売った方がいいんじゃないかとも思ったり・・・
うーん、値段って難しいね。
・14mm端(注意!クリックするとでっかいファイルが開きまっせ)
・150mm端(注意!クリックするとでっかいファイルが開きまっせ)
ともあれボクは買った。
で、気になるのは歪曲。
前後して発売された新型のPanasonicの標準ズームも14mmスタート。端と端のレンズの明るさなんて全く一緒。
同じ明るさでカバーする焦点距離が広いのはめっちゃお得?という感じのレンズでもあるし、やっぱり歪曲の差なんかは気になるよね。
ということで、両者の比較を簡単に・・・と思ったけど、それは先の楽しみにして、今回はZDの初代標準ズーム、ZD14-54mmf2.8-3.5と比べてみようと思う。
(上がLEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.、下がZD14-54mmf2.8-3.5)
ボク?
ボクは許容範囲だと思う。28-300mm相当と思うとかなりがんばっていると評価できる。
それより、150mm端で1/20シャッターがブレないE-3に脱帽しよう。
・14mm

(V-ELMAR14-150mm)
・18mm

(V-ELMAR14-150mm)
・(約)25mm

(V-ELMAR14-150mm:24mm)
・(約)35mm

(V-ELMAR14-150mm)
・(約)50mm

(V-ELMAR14-150mm:47mm)
・(約)100mm

・150mm



